健康的で美味しい味噌汁を毎日に。具材の組み合わせで変わる具沢山レシピのおすすめ

健康的で美味しい味噌汁を毎日に。具材の組み合わせで変わる具沢山レシピのおすすめ

はじめに:味噌汁の具材にこだわる理由

味噌汁は日本の食卓に欠かせない存在。毎日のように食べるものだからこそ、具材の組み合わせにこだわることで、栄養価も風味もさらに豊かに楽しむことができます。本記事では、具材の選び方や組み合わせ次第で得られる健康効果を解説し、西田真由子さんのレシピを通して、具沢山の味噌汁がいかに健康に寄与するかご紹介します。

味噌汁の具材、組み合わせ例

1. 味噌汁の具材の基本と組み合わせのコツ

味噌汁の具材は、野菜、きのこ、豆腐、魚介類など多種多様で、組み合わせ次第で栄養バランスが向上します。例えば、大根と人参の組み合わせで食物繊維を豊富に取れ、豆腐やわかめを加えることで、たんぱく質やミネラルも補えます。

具材選びのポイント:一汁三菜を意識し、複数の具材を組み合わせることで、より多くの栄養素をバランスよく摂取できます。

2. 具沢山の味噌汁に期待できるメリット

  • 栄養価が高い:野菜や豆腐、きのこなどを具沢山にすると、ビタミンやミネラル、食物繊維が摂れるため、栄養不足の改善に役立ちます。
  • 体を温める:特に冷えやすい季節に、具沢山の味噌汁は体を温める効果があります。根菜や生姜などを加えるとさらに効果的です。
  • 満腹感が得られる:多くの具材が入ることでボリュームが増し、満腹感が得やすくなります。

3. 毎日の味噌汁で健康をサポート

「忙しい時こそ、栄養をしっかりとれる味噌汁を」という考えで、具材たっぷりの味噌汁を日々の食生活に取り入れることで、野菜不足や栄養不足を補うことが可能です。味噌には腸内環境を整える効果もあり、朝の一杯で腸を活性化させ、免疫力を高めるサポートもできます。

4. 西田真由子の具沢山レシピで楽しむ味噌汁

西田真由子さんは、家庭料理を通して愛と癒しを追求し、自然から学ぶ「手当て」を大切にする料理家です。彼女の具沢山レシピは、健康と味のバランスを考慮した栄養たっぷりの一杯ばかりです。

味噌汁の具材、組み合わせ例

焼き白菜の豆乳味噌汁

白菜だけのシンプルなお味噌汁。白菜は香ばしく焼くことで甘みが増します。シンプルなお味噌汁の具にピッタリです。

具材:白菜

味噌:いろは+豆乳

作り方:鍋に食べやすい大きさに切った白菜を入れ、オリーブオイルを回しかけてから香ばしく炒めます。焼き色がついたら、水を入れてひと煮立ちさせ、味噌を溶かし入れます。温まったら豆乳を加えて火を止めます。椀によそい、刻んだ柚子の皮を散らします。

味噌汁の具材、組み合わせ例

オクラとミニトマトの味噌汁

夏の熱中症予防や夏バテ防止に!オクラのおかげでとろーり食べやすく、夏野菜をたくさん食べられるお味噌汁になりました。

具材:オクラ、セロリ、人参、ミニトマト

味噌:いろは

作り方:鍋に小角に切ったセロリと人参、ミニトマトを入れオリーブオイルを回しかけて炒めたら、水を加え煮ます。野菜に火が通ったら、味噌を加えて混ぜて、小口切りのオクラを入れひと煮立ちしたら火を止め椀によそいます。

味噌汁の具材、組み合わせ例

カマンベールチーズと根菜の味噌汁

味噌とチーズは同じ発酵食品で相性抜群です。溶けたチーズに根菜を絡めながらいただくお味噌汁です。

具材:カマンベールチーズ、さつまいも、レンコン、人参、細切り昆布

味噌:いろは

作り方:鍋に細切り昆布、さつまいも、レンコン、人参を入れて火が通るまで煮ます。味噌を加えて混ぜ、火を止め、最後にカマンベールチーズを入れ椀によそい、刻み小ネギを散らします。

味噌汁の具材、組み合わせ例

ポーチドエッグとほうれん草の味噌汁

卵とお味噌のおかげでほうれん草を美味しくたくさん食べられます。パンにも合います。

具材:ほうれん草、ポーチドエッグ

味噌:いにしえ

作り方:鍋に水を入れて沸騰したら火を止めて味噌を入れて溶かします。茹でほうれん草を入れて温かくなったら火を止めて、椀によそいポーチドエッグをのせます。

味噌汁の具材、組み合わせ例

菜の花と春野菜の豚汁

色鮮やかな菜の花が春を感じさせてくれます。独特の苦味のある春野菜は代謝を促してくれます。

具材:菜の花、新玉ねぎ、キャベツ、豚薄切り肉

味噌:いにしえ

作り方:鍋に水、玉ねぎ、キャベツを入れて火にかけ煮たったら豚肉を入れて煮ます。豚肉に火が通ったら味噌を溶かし入れて火を止め、椀によそい菜の花の茹でたものをのせます。

味噌汁の具材、組み合わせ例

ごぼうと水菜の豚汁

ごぼうから出る旨みを大切にしたいので皮を剥かずによく洗うだけで大丈夫です。火を通しやすく薄く切っています。

具材:ごぼう、水菜、豚薄切り肉

味噌:いにしえ+いろはを合わせたもの

作り方:薄めに切ったごぼうと水を鍋に入れてごぼうに火が通るまで煮ます。ごぼうに火が通ったら豚肉を入れ、最後に水菜を加えてさっと火を通します。味噌を入れて溶かし腕によそい黒七味を振ります。

味噌汁の具材、組み合わせ例

ネギとえのきの豚汁

豚汁はみんな大好き。季節のお野菜を組み合わせるだけで、自然に体が整う豚汁になります。

具材:豚薄切り肉、長ネギ、えのき、豆腐

味噌:いにしえ

作り方:鍋に水、ネギ、えのきを入れて火にかけ、煮たったら豚肉を入れて煮ます。豚肉に火が通ったら豆腐を加えて味噌を溶かし火を止め、椀によそい唐辛子味噌をのせます。

味噌汁の具材、組み合わせ例

シャキシャキ大根の皮と豚ひき肉の味噌汁

大根の皮は抗酸化作用のフィトケミカルや食物繊維が豊富です。具に味が付いているので味噌の量は控えめに。

具材:大根の皮、豚ひき肉、ラー油

味噌:いにしえ

作り方:大根の皮は細く切り、塩もみします。鍋にごま油と豚ひき肉を入れ炒めて火を通し、水気を絞った大根の皮を加えて炒め合わせます。水を加え、ひと煮立ちしたら味噌を加え火を止め、椀によそいラー油をたらします。

味噌汁の具材、組み合わせ例

スープカレー風味噌汁

お味噌とカレー粉は相性抜群。パンにも合うご馳走味噌汁です。蒸し野菜類から出た蒸し汁を無駄なく使います。

具材:かぼちゃ、ごぼう、さつまいも、人参、レンコン、厚揚げ、ミニトマト、インゲン

味噌:いろは+カレー粉

作り方:野菜と厚揚げを蒸し、蒸し汁を鍋に入れひと煮立ちさせ、味噌とカレー粉を加え混ぜます。椀によそい蒸し野菜と厚揚げを盛ります。

味噌汁の具材、組み合わせ例

ナスと大根おろしの豚汁

豚肉とナスを蒸し焼きにし、大根おろしとおろし生姜と大葉を添える、さっぱりといただけるお味噌汁。

具材:ナス、大根おろし、おろし生姜、豚薄切り肉、大葉

味噌:いろは

作り方:鍋に豚肉を敷き輪切りのナスを並べ、蒸し焼きにします。火が通ったら水を注ぎ味噌を溶き、椀によそい大根おろしとおろし生姜、大葉の千切りを散らします。

味噌汁の具材、組み合わせ例

大根と厚揚げの豚汁

日本人なら大根のお味噌汁はホッとするもの。体を温める根菜である大根をたっぷり使っています。

具材:大根、厚揚げ、豚薄切り肉

味噌:いにしえ

作り方:水と細切りの大根と厚揚げを鍋に入れて煮、大根に火が通ったら豚肉を加え、味噌を溶き入れます。椀によそい刻み小ネギを散らします。

味噌汁の具材、組み合わせ例

いろいろきのこの豆乳味噌汁

ホワイトソースのシチューのような濃厚な味わい。ポイントはいろいろなきのこを入れること。

具材:マッシュルーム、しいたけ、えのき、キクラゲ、白キクラゲ、なめこ

味噌:いにしえ+豆乳

作り方:鍋に水と切ったきのこ類(なめこは除く)を入れて煮、火が通ったら味噌を入れ、なめこを加え少し煮てから火を止め、豆乳を入れ椀によそい刻み小ネギを散らします。

5. 味噌汁を通じて食生活をより豊かに

味噌汁の具材の組み合わせは無限大で、季節ごとの旬の野菜を取り入れることで一年を通じて楽しめます。例えば、冬には根菜やきのこ類、春には菜の花やたけのこなど。こうした四季折々の具材の使い方も、西田さんの料理教室「12dishes」でも推奨されています。

《西田真由子のプロフィール》

12dishes西田真由子先生

 

【料理家・自然から学ぶ料理ラボ「12dishes」主宰】

難病発症をきっかけに、日々の食事の大切さに目覚めました。看護師の経験を生かし、「病気にならないための食事」をテーマに研究を進め、その成果を発表する場として、全国で自然栽培野菜など良質な食材を用いた料理イベントを開催しています。


私が目指す料理は、子供のお腹が痛いときに母が手を当てて癒してくれた“手当て”のようなもの。
愛と癒しをテーマに、家庭料理の本質を追求しています。
また、「最期に食べるスープ」の研究もライフワークの一つです。


夢は、食べることで癒され、生きる喜びを感じられる料理屋を作ること。
野菜や魚の栄養素を最大限に生かした料理が得意で、国内外で自然と触れ合い、良い食材に出会うことを楽しみにしています。



《12dishesの基本理念》

家庭料理を通して愛と真心を追求しています。
食を通して
一人一人の幸せ
家族の幸せ
社会の幸せ
地球の幸せ
宇宙の幸せを願います

自然から学んだ家庭料理を実践する12dishesは。。。
・自然のいのちをいただくことに感謝し、食材を大切にします。
・おいしくて安全な食材を信頼できる生産者さんから購入し生徒さまにご紹介します。
・生徒さまの身になって考えた料理をお伝えします。
・当料理教室の利益は最大限に生徒さまに還元します。
・日本の食文化を伝承しつつ、異文化もとりいれて、合理的に食べる工夫を実践しています。
・家庭料理を家庭に取り戻す努力をします。

まとめ:具材の組み合わせで味わいも栄養も深まる味噌汁

味噌汁は、具材の組み合わせで栄養バランスを整え、日々の健康維持に役立つ一杯です。忙しい毎日でも、野菜たっぷりの味噌汁を取り入れることで、健康的な食生活が実現できます。ぜひ西田真由子さんの具沢山レシピを参考に、体に優しい味噌汁を楽しんでください。


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