これは、一般的なワインでは意外と難しいことです。特に煮干しだしは鉄分が多く、タンニンの多いワインと合わせると生臭さが際立ちやすい。
それが起きなかったのは、偶然ではありません。いにしえのワインには、その反応を起こしにくくする「構造」があります。
Wine × Washoku
Why Natural Wine Works with Japanese Cuisine
— 銀座のお寿司屋さんより、いにしえのワインについて
Basics
近年、世界中の寿司店や和食料理店でワインリストが充実し始めています。「和食×ワイン」は、実はソムリエやシェフの間では数十年来の研究テーマ。基本さえ押さえれば、和食とワインは驚くほど自然につながります。
ただし「どんなワインでも合う」わけではありません。和食は繊細な旨みを中心に組み立てられているため、強すぎるワインとはぶつかりやすい。ここが重要なポイントです。
The Science
和食とワインの組み合わせで起きやすい「生臭さ」や「金属っぽさ」には、化学的な反応が関係しています。
これを「鉄触媒酸化反応」と呼びます。赤ワインに含まれるタンニン(ポリフェノール)が、魚介に含まれる鉄分と反応して、不快な臭いの原因となるアルデヒド類を生成する現象です。
さらに、酸化防止剤(亜硫酸塩)が多すぎると、硫黄化合物が発生しやすくなり、これも魚介の臭みを引き立てることがあります。
つまり、「タンニンが多い・添加物が多い・酸が刺激的」なワインほど、和食・魚介料理と衝突しやすくなります。
A Story from Ginza
煮干しなどの臭みがあるものと合わせても、生臭くならない。だから使っています。
— 銀座のお寿司屋さんより、いにしえのワインを実際に使っていただいて
これは、一般的なワインでは意外と難しいことです。特に煮干しだしは鉄分が多く、タンニンの多いワインと合わせると生臭さが際立ちやすい。
それが起きなかったのは、偶然ではありません。いにしえのワインには、その反応を起こしにくくする「構造」があります。
Why It Works
「銀座の寿司屋が選んだ」という事実を、科学と醸造の視点から裏付けます。
Pairings
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