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いにしえの世界を知る

日々の暮らしの中で、自然とのつながりを感じにくくなっている。
その距離を、もう一度食を通して近づけていきたい。
それが、いにしえの原点にある思いです。

いにしえの世界を象徴する風景
画像案:畑、食卓、自然の気配が一枚で伝わる象徴的な写真。

自然の中に身を置くこと。
食べること。
体の感覚を取り戻すこと。

私たちは、それぞれが別のものではなく、もともと一つにつながっていたものだと考えています。

いにしえは、その関係を食を通して結び直していくために、農業と食品づくりの両方に取り組んでいます。

原点にあるのは、距離を縮めたいという思い

私たちが感じているのは、日々の暮らしの中で、自然とのつながりを感じにくくなっているということです。

それは、自然の中に入る機会が減ったというだけではありません。
何を食べるか。
どんな農業で育ったものを口にするか。
そうしたこともまた、自然との距離に深く関わっていると考えています。

だからこそ私たちは、物理的にも、食事の面でも、分断された人と自然の距離をもう一度近づけたいと思っています。

いにしえが育てている、二つのベクトル

いにしえの取り組みは、大きく二つの方向に集約されます。

飲むほどに自然が豊かになるお酒

私たちが目指しているのは、お酒をつくることそのものではありません。
お酒を通して、生きものと共にある農業のあり方が広がり、結果として自然が豊かになっていく仕組みをつくることです。

薬に代わる食

もう一つの軸は、体の負担を少なくし、日々の食事の中で整っていく方向です。
添加物や過度な加工に頼るのではなく、日本の食文化に根ざした知恵を活かしながら、食べることで体が整っていくものを届けたいと考えています。

農業のあり方を変えること。
食のあり方を変えること。
いにしえは、この二つを同時に進めています。

生態適合農業という、もう一つの農業の方向

私たちが取り組んでいるのは、生きものを排除するのではなく、生きものとの関係の中で作物を育てていく農業です。

微生物、虫、草花、鳥、動物。
そうした多様な存在が関わることで、畑はより複雑で豊かな環境になっていきます。

その環境の中で育った作物は、味わいの面でも、体への受け入れられやすさの面でも、違いが現れてくると私たちは感じています。

いにしえは、この農業の方向を「生態適合農業」と呼び、その可能性を広げていきたいと考えています。

生態適合農業の風景
画像案:草花や奥行きがあり、生きものの気配を感じる畑の写真。

詳しくは 生きものと共生する畑のページ でご紹介しています。

日本の食文化に刻まれている知恵を、今に活かす

味噌、米、醤油、塩。
日本の食文化には、体と自然との関係を整えるための知恵が刻まれていると、私たちは考えています。

それらは、昔のものとして残すだけではなく、今の暮らしの中で活かされてこそ意味があります。

いにしえは、古来から続いてきた知恵をそのまま懐かしむのではなく、現代の食卓に合わせて生かしていくことを目指しています。

私たちは、食べることには体を整える力があると考えています。
だからこそ、日々の食事の中で少しずつ健康に近づいていくような食べものを届けたいと思っています。

私たちは農家であり、食品メーカーでもあります

いにしえは、農業だけをしている会社でも、食品を仕入れて販売するだけの会社でもありません。

自分たちで育て、つくり、届ける。
その一連の流れに関わることで、農業のあり方と食のあり方の両方を、自分たちの手で形にしていきたいと考えています。

だからこそ、商品は単なる販売物ではなく、農業の方向や価値観を伝える役割も担っています。

目指しているのは、生態適合農業を世界の1%にすること

いにしえの目標は、ブランドを大きくすることだけではありません。

生態適合農業というあり方を、世界の1%まで広げていくこと。
それが、私たちの大きな目標です。

1%という数字は小さく見えるかもしれません。
けれど、農業や食の世界において1%が変わることは、大きな流れを生み出すきっかけになると考えています。

商品を届けることは、
未来の農業のあり方を広げることでもある。

いにしえの世界は、商品にもあらわれています

味噌、ワイン、醤油、納豆。
扱っている商品はそれぞれ違っていても、その根底にある考え方は一つです。

体を整えること。
自然との距離を縮めること。
食べることを通して、農業や生きものとの関係を取り戻していくこと。

その世界を、まずは商品を通して感じていただけたらと思います。

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