デラウエアは、小粒で甘みの強い夏ブドウで、日本では一般的に生食用として親しまれています。果実が柔らかく、子どもから大人まで幅広く楽しめます。
今回販売するデラウエアは、ワイン用に特別に栽培されており、種ありで、より濃厚な味わいを楽しめます。ジベレリンを使用せず、自然な状態で育てたため、香りや風味が豊かです。
ワイン用と生食用の大きな違いは、『種』があるかないかです。上記でご説明しておりますが、弊社では農薬を使用していないため、種無しにする作業を施しておりませんので、種があります。種は飲み込んでも問題ません。
皮に厚みをもらせるため、樹勢を強くしているのですが、それはあまり違いを感じられないかもしれません。
昔懐かしいデラウエアをお楽しみください。
「いにしえ」が手がける「一家農園」では、2020年から自然栽培を採用し、農薬や肥料を使わずにブドウを栽培しています。
農園主の井形誠は、自然栽培に精通し、微生物や虫、鳥などと共生する「生態適合農業」を実践しています。
山形県産のデラウエアは、酸味と甘みのバランスが絶妙で、夏の味覚として最適です。
自然栽培を世界中に広めるため、ワイン造りを始めました。世界のワインファンに「なぜこんなに美味しいの?」と聞かれたとき、「自然栽培で育てたからです」と答えたいのです。
ワインは世界中で親しまれ、長い歴史を持つ特別な果物から作られています。自然栽培では、ぶどうは農薬や肥料に頼らず、植物が吸収する水分や、周囲の生き物たちが発する氣や周波数を感じ取って育ちます。この見えないエネルギーこそが、ワインの本当の魅力だと思っています。
物質的なものに縛られず、見えないものを大切にする心や、いのちを大切する文化が育つようなワイン造りを目指しています。
生き物の多様性や自然環境に近づけた畑で育ったぶどうから作るワインが広まれば、自然栽培や生態適合農業に取り組む生産者も増えていくでしょう。そうして日本や世界の畑が変わり、ワインを飲むことで自然を豊かにすることができるのです。だからこそ、「呑ん兵衛が地球を救う!」と信じています。